【ある探偵の憂鬱】
古びたアパートの一室からじっと向かいの部屋を覗く探偵。老婦人の監視を依頼されてからすでに数ヶ月が過ぎようとしていた。しかし何も起こらない…。有り余る時間は徐々に探偵の精神をむしばみ憔悴させていく。そんな時一人の若い女性がスコープの中に現れる。魅入られたように彼女の姿を追い求める探偵。しかし自らの失敗で自分の存在を相手に知られてしまう事に…。以来、閉められたカーテンは二度と開くことがなかった。それからどれ位経ったのか…探偵の元に依頼主から手紙が届く。「女を殺してほしい」現実と幻想の狭間で翻弄される探偵…気がつくと婦人のマンションに…しかしそこには意外な事実が!?。
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