【しんぼる】
メキシコのとある町。妻と2人の子供そして父と暮らすプロレスラー、エスカルゴマンはいつもと変わらぬ朝を迎えていた。エスカルゴマンは家族全員での朝食後、新聞を読みながらコーヒーを飲む。それが唯一、レスラーという過酷な職業を忘れさせてくれる大切な時間だった。しかしその日、妻は夫であるエスカルゴマンがいつもとは少し様子が違うことを感じていた。それは今日の対戦相手が、ひと回りも年が若く、過激で有名なテキーラ・ジョーだということだけではなく、何かが起こりそうな妙な胸騒ぎを感じていたからだった。一方、奇妙な水玉のパジャマを着た男は、目を覚ますと四方を白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められていた。ここが何処なのか?なぜ男はその部屋に閉じ込められたのか?誰の仕業か?そしてその男の素性もさえ明かされない。途方に暮れる男は、何とかその部屋から出ようと試みるが、出口が見当たらない。壁に近づいて触れてみると、男の視線の先に"あるもの"が現れた…。
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