【ケンタとジュンとカヨちゃんの国】
親のいない子供たちの施設で兄弟のように育ったケンタとジュン。中学を卒業して得た解体現場の仕事は、電動ブレーカーでひたすら壁を壊す"はつり"の仕事だった。安い賃金に過酷な労働。夢を語ることもなくただやり過ごす日々。2人はある日、すべてをぶっ壊して"ここ"から抜け出す決断をする。盗んだ車にカヨちゃんを乗せて、刑務所に収監されている兄に会うため2人は出発した。それが取り返しのつかない旅になることにも気づけずに─。
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